マーケ部門では制作需要に対して供給が追いつかず、キャンペーン展開の速度がボトルネック。素材のトーンや品質は担当者依存になりやすく、ブランドガイドラインの担保も運用で吸収している状態だった。
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※画像はイメージですGeneration Pipeline: 6ステージの自動画像・動画生成フロー
※画像はイメージですStyle Control: LoRA / ControlNet / IP-Adapter / Brand Rule の4層品質制御
※画像はイメージですBefore/After: 制作ワークフローの劇的な効率化
画像・動画生成パイプライン — AIクリエイティブ試行と移行計画
マーケティング素材(バナー・SNS投稿・短尺動画)の制作フローに対し、生成AIパイプラインを試行環境で構築し、ブランド準拠の生成手順と品質ゲートを検証。本番導入はクライアントが内製で実施する前提で、試行結果を踏まえた移行計画(設計・運用・コスト・体制)を最小構成で整備。
ROLE
AIエンジニア / テクニカルリード
TEAM
4名(AI 2名 + デザイナー 1名 + PM 1名)
PERIOD
3ヶ月
主な成果
- 制作工数(試行対象の一部素材): 1素材あたり4〜6時間 → 2〜3時間(約-40〜60%、レビュー込み)
- 出力量(試行): 既存フローと並行で、2キャンペーンで計60〜100点を試作し、媒体別の再現性と運用負荷を把握
- ブランド準拠: 品質ゲート通過率 80〜90%(要修正は主に文言・色寄せ・構図微調整)
- 移行判断: 本番は内製前提で、段階導入(対象媒体→対象カテゴリ→対象ブランド要件拡張)のロードマップと、必要な役割分担(制作/承認/運用)を確定
TECHNOLOGIES
Stable Diffusion XL(SDXL)LoRAControlNetComfyUIPythonFastAPIFFmpeg
※画像はイメージです
※画像はイメージです
※画像はイメージです背景・課題
アプローチ
対象媒体(バナー/SNS/短尺動画)ごとに「守るべきブランド要件(色・トーン・禁止表現・ロゴ扱い)」と、生成AIに任せる範囲・人が判断する範囲を整理し、評価観点(再現性、作りやすさ、チェック負荷)を定義。次に、権利クリア済み素材をもとにLoRAを複数パターン作成し、ControlNet等で構図を寄せる生成フローをComfyUIで試作した。あわせて、簡易の品質ゲート(NGワード、色味の範囲、セーフティ判定、テンプレ構図の逸脱チェック)と、ブリーフ入力→生成→候補提示→最終選定のHuman-in-the-Loop手順を整備。最後に、試行で見えた運用上の論点(承認フロー、ログ保管、モデル更新、事故時対応、GPU費用)を整理し、AWS上での本番想定アーキテクチャと段階移行の計画に落とし込んだ(本番実装はクライアント内製)。